田村書店の文庫人気ランキング
田村書店で人気の文庫です。
仕事で悩んでいる方や、小説をたくさん読みたい方はいませんか?
もっと自分を成長させたい、小説の世界に浸りたいというあなたに文庫は応えます。
1 位 | 近畿地方のある場所について |
私、小澤雄也は本書の編集を手掛けた人間だ。 収録されているテキストは、様々な媒体から抜粋したものであり、 その全てが「近畿地方のある場所」に関連している。 なぜこのようなものを発表するに至ったのか。 その背景には、私の極私的な事情が絡んでいる。 それをどうかあなたに語らせてほしい。 私はある人物を探している。 その人物についての情報をお持ちの方はご連絡をいただけないだろうか。 |
![]() |
---|---|---|---|
2 位 | 成瀬は天下を取りにいく |
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」 幼馴染の島崎みゆきにそう宣言したのは、中学二年生の成瀬あかり。 閉店を間近に控える西武百貨店に毎日通い、ローカル番組の中継に映るといいだした。 さらに、お笑いコンビ・ゼゼカラでM-1に挑み、高校の入学式には坊主頭で現れ、目標は二百歳まで生きること。 最高の主人公の登場に、目が離せない! 本屋大賞を受賞した圧巻の青春小説! |
![]() |
3 位 | 国宝 |
国宝
1964年元旦、長崎は老舗料亭「花丸」--侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、この国の宝となる役者は生まれた。 男の名は、立花喜久雄。 任侠の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。 舞台は長崎から大阪、そしてオリンピック後の東京へ。日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。 血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。 舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか? 朝日新聞連載時から大きな反響を呼んだ、著者渾身の大作。 |
![]() |
4 位 | シェニール織とか黄肉のメロンとか |
作家の民子は、母と静かなふたり暮らし。 そこに、イギリスでの仕事を辞め帰国した大学からの友人・理枝が、家が見つかるまで居候させてほしいとやってきた。 民子と理枝と早希(夫とふたりの大きな息子がいる主婦)は、学生時代「三人娘」と呼ばれていた大の仲良し。 早速彼女たちは西麻布のビストロで再会を祝し、美味しい料理とワインを愉しみながらおしゃべりに花が咲きーー五十代後半の三人と彼女たちをとりまく人々の、幸福で切実な日々をかろやかに濃やかに描く、愛おしさに満ちた物語。 |
![]() |
5 位 | しあわせの輪 れんげ荘物語 |
「人間、ネコを含めて、みんなが楽しそうにしているのを見ている自分が幸せだ」 --有名広告代理店を早期退職し、相も変わらず月十万円のつつましいひとり暮らしを「れんげ荘」でおくるキョウコ。 普段は、散歩をしたり、ご近所さんとおしゃべりしたり、たまには外食をしたり……。 将来の心配も少々ありますが、小さな幸せを大切に、気ままにのんびり人生を愉しむキョウコに共感が広がっています。 巻末には群ようこ×藤野千夜(『団地のふたり』『じい散歩』)の楽しい対談も収録。 どの巻からでもお読みいただけます。 |
![]() |
(2025/08/25更新)